生まれ故郷東北への想いを胸に
地域と人の架け橋として奮闘中!
Profile
高校時代は、全国でも強豪校と呼ばれる合唱部の部長を務め、歌を通じて自分を高めることに情熱を注いできた三好さん。大学では中学理科教員を目指すも、「仕事を通じて長期的に人の人生を支えたい」という思いから人材業界を志すように。2023年に新卒で観光HR事業部の営業として入社し、その年の年間優秀新人賞を受賞!地元・東北への強い想いを胸に、目標の実現に向けて日々奮闘しています。
- Q1 学生時代に情熱を注いだことは?
- Q2 人材業界を目指そうと思ったきっかけは?
- Q3 地方創生への想いとダイブとの出会い
- Q4 ダイブで働く中で感じた『あの日』
- Q5 仕事のやりがいと入社後に感じたギャップ
- Q6 今後の目標は?
Q1. 学生時代に情熱を注いだことは?
特に情熱を注いだことは、高校時代に所属していた合唱部です。「自分を高められるだけ高めたい」という想いを胸に、全国でも強豪校と呼ばれる学校への進学を決めました。親元を離れ、下宿生活を送りながら朝昼夜と練習に励む日々。もともと負けず嫌いな性格で、人から認められることがモチベーションだった私にとって、「ハイレベルな環境に身を置いたほうが、自分の将来のためになる」という確信から選んだ挑戦でした。
こうした考え方を持つようになったのは、両親からの影響があります。小学校教員として子どもたちを支えてきた両親から、「将来、自分がやりたいことを見つけたときに困らないよう、スキルを身につけなさい」「好きなことをするなら、自分で選びなさい」という教えを受けてきました。その結果、習いごとなども含め、自ら選んで取り組む姿勢が自然と身に付きましたね。
Q2. 人材業界を目指そうと思ったきっかけは?
大学3年生の秋くらいまでは中学理科教員を目指していました。理学部で教育課程を履修し、教育実習にも参加するなど、教員になるための道を着実に進んでいました。しかし、親戚が職場で苦労する姿を目の当たりにしたことがきっかけで、人材業界を選択肢のひとつとして考える転機が訪れます。誰かの人生をサポートするという点では、教員も人材業界の仕事も共通していますが、教員は3年間しか携われないのに対し、社会人としての生活は何十年もの長期にわたって続くものです。仕事の選択のほうが、人生において大事なのではないかと気づいたことがきっかけで、「教員の道だけにとらわれず、広く可能性を探るべきではないか」と考えるようになりました。
さらに、両親からも「教員以外の道もきちんと見たうえで判断してほしい」「もっと社会を広く見てほしい」と背中を押されたことが大きな後押しとなりました。これらの経験から、仕事を通じて人生を支える人材業界への挑戦を決意しました。
Q3. 地方創生への想いとダイブとの出会い
東北で生まれ育った私にとって、地方創生への想いも強くありました。私は、学年が10人にも満たない小学校で育ち、廃村や合併が進む現実を目の当たりにしてきました。「地元の良さを知ってもらえれば、移住を考える人も増えるはず」「故郷をなくしたくない」という想いは、今でも私の原動力となっています。
就職活動では、人材業界と地方創生を軸に企業を探していました。そのなかで出会ったのがダイブです。求人検索中に目に留まったのは、ダイブが運営するグランピング施設の写真でした。スーツ姿の企業写真が並ぶなかで、まったく異なる雰囲気を放っていたことを今でも覚えています。入社の決め手は、二次面接での体験です。面接では、志望理由ではなく地元・花巻の話題で盛り上がりました。初対面にもかかわらず、自然と自分から話したくなる心地よさを感じ、「ここで働きたい」と強く思った瞬間でした。
また、ダイブなら自分が発信したことがダイレクトに反映される環境があると確信しました。「ここで内定をもらったら就活を辞めよう」と思えるほど、自分にぴったりの職場だと感じたのです。
Q4. ダイブで働く中で感じた『あの日』
特に印象深いのは、宮城県南三陸町にある宿泊施設とのエピソードです。コロナ禍以来の観光客増加が予想され、人手不足が深刻化していると聞き、新規取引先としてコンタクトを取りました。当時、私も手探りの状態でしたが、ちょうど20代のご夫婦が仕事を探しているタイミングとぴったり合い、派遣が実現しました。このご夫婦には東北への縁やゆかりはありませんでしたが、地元の方々から「何もないこの町に若い人が来てくれるだけでありがたい」「被災地が敬遠されがちななかで来てくれてうれしい」と感謝の言葉をいただきました。この言葉に、地域と人をつなぐ仕事の意義を感じました。また、派遣先のアットホームな雰囲気に触れたご夫婦は、三陸町の方々の温かさが大好きになったようです。この経験は、私にとってリゾートバイトが地域と人をつなぐ可能性を感じられた特別な『あの日』として、今でも心に残っています。
Q5. 仕事のやりがいと入社後に感じたギャップ
現在、私はリゾートバイトを希望する求職者と施設をつなぐ仕事をしています。求職者の希望や施設の要望をヒアリングし、双方をマッチングさせる橋渡し役として、日々やりがいを感じています。地方の方たちから「ありがとう」と感謝の言葉を直接いただけることや、幼いころから馴染みのある温泉地や行ったことはなくても知っている観光地とのつながりを持ち、貢献できることも、この仕事ならではの魅力です。地方の人々とのつながりを持ち続けながら、求職者と施設の双方に喜んでもらえる瞬間に、大きなやりがいを感じます。
ダイブの職場環境はとても風通しが良く、フラットです。誰かが発信したことに対してすぐに反応をする文化が根付いており、上下関係に縛られることなく意見を出し合えるところが魅力です。自分の提案や成果、挑戦に対して「これすごくいいね!」と伝えてくれたり、私が年間優秀新人賞を受賞したときも「応援してるよ!」と部署を超えて賞賛してくれる同僚がたくさんいました。私が抱いていた"社会人”のイメージとは大きくかけ離れていて、いい意味でギャップを感じましたね。
Q6. 今後の目標は?
将来は女性管理職として組織を引っ張り、教育する役割を担いたいと考えています。すでにダイブでは多くの女性の先輩たちが活躍しており、その背中を追いかけながら、自分も次の世代を支えられる存在になりたいです。
目立ちたがり屋で発信力のある方が、ダイブには合っていると思います。営業力や敬語は入社後に身につけることができますが、まずは自分の意見を積極的に発信する姿勢が重要です。そうした後輩が増えれば、チーム全体が活性化し、より強い組織が作れると感じています。私自身も、そうした後輩たちに刺激を受けながら、組織を引っ張っていく存在でありたいと思います。